活動報告:自主・連携事業
第12回 支援者のための心のリフレッシュプログラム(2018年02月16日~18日)
■日程:2018年2月16日(金)~18日(日) 2泊3日
■場所:国際青少年センター東山荘(静岡県御殿場市)
■参加者:9名(8団体)
プログラム
1日目
- リラックスタイム1(地元ボランティアの方たちとの近隣散策)
- 心の荷下ろし1(グループエンカウンター)
2日目
- リラックスタイム2(富士山周辺のドライブ・温泉施設での休息)
- 心の荷下ろし2(コラージュ)
- 心の荷下ろし3(心のもやもや、さようなら)
3日目
- ストレス対処法(講座・ワークセッション)
ほか、カウンセリング(希望者)、懇親会など
活動報告
今回の参加者は8団体より9名、うち7名が2回目以上の参加であった。事前アンケートからは、震災から7年を迎えるなかで、事業だけではなく、自分の生き方を含めて、これで良かったのだろうかという迷いや将来への不安といったプライベートな悩みも含めて「荷が重くなってきている」ことが見受けられ、カウンセリング希望者も少なくなかった。
当日のプログラムではリラックスをする時間を多くとること、自分の苦しさを表に出しても安全な場であること、自然な形で会話がすすむような環境づくり、セルフケアのためのマインドセットや呼吸法などを心掛けた。
初日は緊張した面持ちの参加者たちも、プログラムが進行するにつれ自然な笑顔が浮かぶようになり、初めての参加者からは「こんなにゆっくりする時間をもったのは何年前だろうか」「自分が大切にしていたことを思い出した」「内在する怒りに気づいた」、2回目以降の参加者からは「自分と向き合い、気持ちの整理ができた」「いまの自分を受け止めようという気持ちになれた」等のコメントがあった。
本プログラムは、プログラムパートナーの公益財団法人 日本YMCA同盟と帝京平成大学の中谷名誉教授(臨床心理学博士)の協力を得て実施しています。