特定非営利活動法人 桜ライン311
東日本大震災津波の教訓を後世に受け継ぐため、陸前高田市内の津波最高到達点に桜を数珠つなぎに植樹し、災害の災禍を繰り返さない社会を作ることを目的として活動している。
東日本大震災津波の教訓を後世に受け継ぐため、陸前高田市内の津波最高到達点に桜を数珠つなぎに植樹し、災害の災禍を繰り返さない社会を作ることを目的として活動している。
陸前高田市内及び近隣地域において就労の可能性がありながら就労ができていない方
地域活動である当団体活動を中間的就労の場として整備し、津波の脅威を伝承する桜並木の維持管理に従事する人材を確保する。また、働きづらさを抱える人々の居場所を中間的就労の活用で創出することを目的とする。
これまでに震災伝承のために1,577本の桜を植樹しているが、樹木のメンテナンスにかかるマンパワー不足が課題になっている。まちづくりを通して津波の伝承を行うこの活動には、より多くの人の関与が必要であると考えている。
一方で、当地域における労働環境おいては、本年6月より「陸前高田ユニバーサル就労支援センター」が開設され、中間的就労に対する取り組みが進められている。
当団体では、伝承にかかるマンパワーの確保と中間的就労による雇用をマッチングしたいと考えている。本活動は、震災の伝承を雇用支援によって未来へと繋げるための試みとなる。
現状行っている業務のうち、切り分けが可能な作業の洗い出しを行う。洗い出しにおいては、陸前高田市ユニバーサル就労支援センターと協議しながら実施する。視察先の選定にあたっては、樹木の見守り・報告だけでなく、軽度な剪定や病虫害対策、追肥等の作業も桜守にお願いしている団体を調査する。
支援対象者を受け入れるにあたって、重要となるのが、「中間的就労がなぜ必要なのか」という点に対してスタッフが理解をし、中間的就労者の定着を後押しすることと考えている。本活動においては、支援対象者の受け入れの前にスタッフに対して事前学習の機会を設け、定着しやすい職場づくりを進める。
現状の就業規則の見直しを行い、今後、中間的就労者を雇い入れできる体制づくりを行う。見直しにあたっては、社会保険労務士への相談を交え持続可能な制度設計を行う。また、助成終了後も継続的に中間的就労の受け皿として機能できるよう生活困窮者就労訓練事業認定の取得手続きを行う。取得した場合、雇用契約を結ばず、就労訓練を目的として、個人の状況に合わせた就労が可能となる。
陸前高田市ユニバーサル就労支援センターの利用者のうち、職業適性検査を受けて同団体が当団体作業に適していると判断した方を受け入れる。受け入れの初期段階においては、スタッフが作業に同行し、作業手順をレクチャーすると同時に、地権者・地元住民とのコミュニケーションの状況についても確認する。また、就業状態に応じて、直接雇用に移行し、定着に向けた支援を進める。
陸前高田市内及び近隣地域において就労の可能性がありながら就労ができていない方
地域活動である当団体活動を中間的就労の場として整備し、津波の脅威を伝承する桜並木の維持管理に従事する人材を確保する。また、中間就労の活用で働きづらさを抱える人々の居場所の創出と拡充を目的とする。
これまでに震災伝承のために1,705本の桜を植樹しているが、樹木のメンテナンスにかかるマンパワー不足が課題になっている。まちづくりを通して津波の伝承を行うこの活動には、より多くの人の関与が必要であると考えている。
昨年から「陸前高田ユニバーサル就労支援センター」と連携し、伝承にかかるマンパワーの確保と中間就労による雇用のマッチングを行っている。事業を実施する中で、地域柄車社会の中で支援対象者の移動手段の確保と作業の効率化、新型コロナウイルス感染拡大の影響により、支援対象者へのケアや非対面も含めた就労形態の再考が必要となっている。
初年度に引き続き、ユニバーサル就労による桜守事業を実施する。当団体がこれまでに植樹した桜の剪定・追肥・病虫獣害対策や周辺の草刈などの維持管理作業をユニバーサル就労希望者に従事していただく。また、支援対象者に合わせた作業を依頼するほか、状況に応じて外部の講習を受講いただき長期就労ににつながるよう取り組み。なお、課題の一つであった移動手段の確保について、カーシェアリングやシルバー人材の活用を検討し、受け入れ人数の増加を目指す。
継続助成では、常勤スタッフが伴走型支援士2級講座を受講する。精神障害や生活保護制度といったユニバーサル就労希望者への正しい理解を深めると共に専門知識の習得することで、自立に向けた支援を充実させる。
助成終了後の事業継続のため、当団体ホームページにユニバーサル就労事業のページを作成し、取り組み状況を広報する。また、広報物を作成し、植樹会参加者等に配布することで財源確保に向けて寄附に繋げる。
東日本大震災津波の教訓を後世に受け継ぐため、陸前高田市内の津波最高到達点に桜を数珠つなぎに植樹し、災害の災禍を繰り返さない社会を作ることを目的として活動している。
毎年3月、11月に植樹会を開催し、市内に桜を植樹している。その他の時期には、植樹地取得交渉、樹木メンテナンス、各種講演活動を行っている。