特定非営利活動法人 気仙沼復興商店街
本法人は、東日本大震災で被害を受けた気仙沼市の、未来に続く活気あふれる商店街の復興と、豊かな市民生活の復興に寄与する事を目的とする。
本法人は、東日本大震災で被害を受けた気仙沼市の、未来に続く活気あふれる商店街の復興と、豊かな市民生活の復興に寄与する事を目的とする。
買い物難民になっている仮設住宅在住者への仮設商店街巡回バスの提供
震災により、多くの気仙沼市民が長年住み慣れた住居を失い、仮設住宅での生活を余儀なくされている。希望した地域の仮設住宅には入居できず、交通の不便な地域の仮設住宅に入居せざるを得なかった被災者や、また震災により自家用車を失い交通弱者になった被災者も数多い。当団体は、買い物難民という苦しい立場に追い込まれている仮設住宅在住者に、仮設住宅と復興商店街を巡回する交通基盤を整備することを目指す。復興商店街周辺には市役所や金融機関、病院などが立地しており、それらの施設への訪問に巡回バスが活用されることも目的とする。
2011年12月24日に、気仙沼市南町の商店主が中心となって設立される「気仙沼復興商店街」がオープンした。この仮設の復興商店街は、52の店舗が7棟で営業を行い、飲食店・理容店・鮮魚店・八百屋・学習塾など幅広い業種が入居している。住民が必要とするニーズを復興商店街だけで満たすことのできるワンストップショッピングを目指している。復興商店街周辺には約200戸の仮設住宅があり、近隣で買い物することが困難になっている住民に気軽に立ち寄ってもらえるよう工夫するだけでなく、様々なイベントを通して、気仙沼復興商店街が地域住民のコミュニケーションを促進させる場としていく。
しかしながら、交通の便が悪い立地の仮設住宅も少なくなく、震災で自家用車を失い交通弱者となっている被災者も数多く存在する。仮設住宅周辺を走る公共バスが無いために、買い物へ行くために毎回タクシーを利用しなければならない被災者の経済的な負担は計り知れない。この傾向は高齢者になるほど顕著であり、仮設住宅に引きこもる高齢者が増加している理由の一端になっている。
当団体は、本助成により、買い物難民となっている被災者が気軽に復興商店街へ足を運んでもらえるような復興商店街と気仙沼市内の仮設住宅を巡回するバスを運行し、買い物に行きたくても行けない立場にある買い物弱者問題を解消する。
本法人は、東日本大震災で被害を受けた気仙沼市の、未来に続く活気あふれる商店街の復興と、豊かな市民生活の復興に寄与する事を目的とする。
発災後に設立